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2015年11月30日

神経を抜くということ

皆さんご存知の通り歯の中には神経があります。虫歯が進み神経を侵すほどの大きさになってしまった場合神経を抜く事になります。この治療を「抜髄」と言います。
抜髄は一見痛みを取ってくれる最高の処置に思われがち。実は神経(歯髄)を抜くと歯の寿命は一気に短くなります。
「そもそも歯髄とはどんな働きをしてるの?」
「歯の神経は痛みを与えるだけの存在!歯に感覚なんて不必要!」
と思われてる方も多いはず。

 

 

歯髄の働き
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痛みを感じ危険を知らせる
虫歯による侵襲を痛みに変換したり過度な噛み締めや食いしばりなどの危険信号を知覚過敏として脳に伝達したりする。

②歯に栄養を供給する
歯髄には血管が含まれており、実は歯の中にも血が通っているのです。
血管を介し歯は絶えず栄養を供給されており、かけたり割れたりしにくくなっています。神経を抜かれた歯はちょうど枯れ木のような状態です。

③細菌感染に対する防御機構を持つ
侵攻してくる虫歯に対して第二象牙質と呼ばれるバリアを作り細菌の侵入防いだり
免疫細胞による防御機構を有する。

「神経を抜いたはずなのにまだ痛む。治療後に痛む。何故?」
神経を抜くのは神経を引きちぎると言う事。傷口が出来るわけですから癒えるまでの期間少々痛む事もあります

 

 

神経を抜くと起こること

 

デメリット
①歯が折れたり割れたりしやすくなる
一般的に被せもので補強する事で強度を保ちます。
②歯の色が変わる
審美障害が起きてしまうためセラミックなどの素材で修復します。
③虫歯の発見に遅れる
危険信号を発信できないため進む虫歯に対応出来ず重篤な状態まで気がつけない。結果抜歯になってしまう。
④時間と費用のコストがかかる
神経治療そのものが治療回数がかかってしまう事と、土台を立てたり、被せものにしたり余計な出費が出る。
⑤後に再発し激痛を伴うことがある
根の先に膿を溜めてしまい眠れない程の激痛になり、予後不良は抜歯になってしまう。

 

☆メリット☆
①痛みから解放される
夜も眠れない程の痛みや水を含んだだけでしょうじる強い痛みから解放される。
②審美的な修復が行える
見た目のコンプレックスによる悩みに対応しやすくなる。

 

痛みを感じてから歯科に受診しているようでは、すでに手遅れな場合が大多数です。
「しみる」「痛む」は神経が感じとり脳に伝達します。そして神経が虫歯に侵された場合は抜髄になってしまいます。
現在、歯科医院で神経を抜く処置を受ける患者さんのほとんどは虫歯の進行が原因です。定期的な歯科検診と定期的な歯石除去で大切な歯を守りましょう